安部司さん講演会

  • 2014.07.11 Friday
  • 18:20

先日、生協が主催する安部司さんの講演会に行ってきました。安部司さんといえば、ベストセラーとなった「食品の裏側」の著者ですが、講演会で、実際に白い粉(食品添加物)を使い、その場でコーヒーフレッシュや豚骨スープ、無果汁ジュースなどを作ることでも有名です。
 

安部さんの講演会は7〜8年くらい前に一度行ったことがあり、今回が2回目です。実演は今回もやっていて面白かったのですが、安部さん自身も、講演中に「今日はあまり時間がないから」と何回か言っていましたが、全体的に急いでいる感じで、前回よりかなり慌ただしい印象がありました。構成を変えたのか、あるいは時間の制約が大きかったのか・・・。いまひとつ焦点がはっきりしなくて、少し残念な気もしましたが、それでも興味深い話がいろいろと聞けて良かったです。


食品添加物について批判的な発言をしている人はたくさんいますが、その中でも実際の現場にいた人はほとんど居なくて、そういう意味でも安部さんは貴重な存在です。また、“○○○は危ない!”的なことを言うのではなく、食品添加物は、消費者が求める「安い」、「簡単」、「便利」といった要望に応えるものであり、消費者の姿勢が改められなければ、食品添加物を大量に使用するこの状況は改善されないと繰り返し言っていることも安部さんが他の人と少し違う点だと思います。

 

食品添加物の用途はさまざまですが、コストを抑えるために使用しているケースが多く、それは結局、値段が安い商品を求める消費者の要請に応えているといえるわけです。食品添加物が好きな人はそういないと思いますが、添加物を減らした場合、値段が1.5〜2倍になるとしたら、添加物が多くても安い方を選ぶ人が多いのではないでしょうか。実際に、包装されている食品は、原則すべての原材料が表示されているわけですから、多くの消費者が、食品添加物は多いけれど安いという商品を選択しているのです。メーカーにとっては、基本的に売れるかどうかが問題です。消費者の行動が変わらない限り、メーカーが変わることはありません。そう考えると、食品添加物の問題はなかなか難しいです。

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