品質保持期限切れ食肉の問題から見えること

  • 2014.09.02 Tuesday
  • 14:36
少し前になりますが、上海の食肉加工会社が品質保持期限が切れた食肉をマクドナルドやファミリーマートなどに出荷していたことが問題になりました。同社は品質保持期限の過ぎた食肉を使用していただけでなく、商品の品質保持期限を書き換えたり、返品された商品をミンチにして再利用したり、あるいは冷凍保存が必要な商品を常温で保存していたりするなど商品の品質管理が極めてずさんだったそうです。

コンビニやスーパーなどでいろいろな弁当や総菜が売られていますが、どこのどんな材料が使われているのかを考える事はあまりありません。調理や盛り付け自体はすぐそこで行っているので、材料もそこら辺のものを使っている印象がありますが、実際にはできるだけ安く、なおかつ安定的な供給を確保するために、外国の様々な原材料が使われています。輸入食肉というと牛肉というイメージがありますが、豚肉も50%近く、また鶏肉も30%程度輸入しています。スーパーではそれほど多くは見かけませんので、外食や総菜、弁当などに多く使われているということになるのでしょう。

ミートホープや事故米の事件などもありますので、国内で加工されたものなら安全と言うことはできませんが、外国産のものが増えれば、やはりそれだけ目が行き届かないものが増えていくというのは当然のことでしょう。実際、そんな外国の会社の商品の品質を管理するということは難しいことですし、そんなことをしていたらコストがかかってしまって、わざわざ調達する意味がなくなってしまいます。

テレビのインタビューで、コンビニの役員らしき人が、「(品質管理等の)細かい取り決めはなかったのか」という質問に対して、「信頼関係で取引をしていた」と話す姿がありましたが、価格を抑えるということが至上命題である以上、大きな問題が起きるようなモノでなければ、細かい事は聞かない、よろしくやってくれよという意味での信頼関係だったのでしょう。

結局、外食や中食というのは手軽で便利だけれども、自分で材料を買ってきて家で作るのに比べて、いろいろな面でリスクがあると言うことです。特に加工の度合いが高いものは要注意です。粗悪な材料を、いろいろな添加物を使って加工、味付けしてそれらしく見せているということがよくあるからです。たまにはいいかもしれませんが、しょっちゅうというのは、さすがに考えものです。

そういえば、この話を聞いた時、ベネッセの個人情報流出の時のことを思い出しました。逮捕された元SEは、名簿を売る時に、買い手からどこから入手したか詳しく聞かれなかったそうです。そりゃあ、当然でしょう。そんな野暮な事は聞かないですよ。多少怪しいことは百も承知です。大事にならなければ問題ないということですから。
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