今井製油見学

  • 2015.04.24 Friday
  • 23:16

先週の話になりますが、なのはな生協の安心たしかめ隊で、今井製油の工場を見学してきました。
蘇我駅西口に集合、徒歩
10分ということでしたが、そんな所に工場なんてあったかなあと思っていたら、
住宅街の一角に本当に小さな工場がありました。
ここら辺は時々自転車で通るところなのですが、これじゃあとても気づかないよと思いました。
ところが、これが千葉県下の製造業で最も古い企業であると聞き、さらにまた驚きました。


今井製油は明治34年の創業以来伝統的な玉締め方式でゴマ油を作っている会社です。
現在の社長は油業界一筋
60年、若い時は大手の油の会社でも勤務されていた方で、
定年後に知人の紹介で後を引き継いだということです。御年
80歳というお話でしたが、
お元気でとてもそんな年には思えません。
60代後半くらいに見えました。
饒舌な方で、ゴマ油のことに限らずいろいろなお話を伺うことができてとてもためになりました。

ゴマ油は独特の香りと風味を持った油で、酸化にくいという特徴があります。
ゴマは抗酸化作用を持つセサミンなどを含んでいるということでも最近は注目されています。
私は油を使った料理はあまりしませんが、きんぴらごぼうやひじきの煮物などの常備菜を作る時には
よくゴマ油を使っています。
天ぷらをする時にゴマ油を3〜5割程度混ぜると油が酸化しにくいという話は初めて聞きました。




玉締め法は通常の搾油方式に比べて低温・低圧で搾るので、ゴマ本来の風味が損なわれず
まろやかな味が得られます。反面、手間と時間がかかり、収量も少ないので値段が相当
高くなってしまいます。昔はなたね油等もこの玉締め法で作られていましたが、
今ではゴマ油だけになっているそうです。そのゴマ油でも玉締め法による製造は年々減り、
現在でも国内で稼働している所は数か所のみということでした。
今井製油にも若い人はいなくて、定年過ぎの方ばかりという話しでしたが、
この後を継いでいくというのはなかなか大変だろうと感じました。




搾った後は3日かけて和紙で濾します。

低温か高温かの違いはありますが、ゴマ油は基本的に圧搾製法が主流です。
大手では1社だけが抽出法で製造しているとのことでした。
オリーブ油や今話題のココナッツオイルのことなど盛りだくさんの話が聞けて、
本当に楽しい見学でした。
今は違う会社の玉締め搾りのゴマ油を使っていますが、次は今井のゴマ油を試してみたいと思います。

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